翌朝、この日はかずら橋に祖谷渓、鳴門などの徳島の観光が盛りだくさんであり、早めの行動を必要とした。特に祖谷渓では駐車場と呼べるものが無いため早くいかないと写真をゆっくり撮れない。
朝食の前に7:00から渡れるかずら橋へ向かう
素晴らしい、誰も居ない。足摺でも思ったが、朝一というのは独占できるからお得である。
7:00になって、通行証売り場が開いたのでいよいよ渡る。
渡る前には『こんなん、高さも大してないし走って渡れるっしょ』と思っていたのだが、実際に渡り始めるとそんな余裕は無くなる
高くないけど高い(哲学
一本一本の板の間が結構空いている。普通に足が落ちそう。
見てわかるように基本的に端っこに寄り、かずらのツルに捕まって写真を撮っている。じゃないと、マジで倒れる。かずらのツルに捕まって片手で撮影をしていたが、腰も引けていたので相当間抜けな姿だったと思う。
橋の中間地点では揺れが一層激しくなるため、もう構図とか、そんな余裕ない。
橋の終盤で勇気を出してかずらから手を離し、橋の真ん中に立ってみる。
めちゃくちゃ揺れた
恐怖と浮かれ気分で、気付けば引きつった笑顔になっていた。
ちょ、やめ、誰だよ揺らす奴は(キャッキャ♪
・・・・・・・
はしゃぐなら、一人で来ちゃダメなところだった
かずら橋で撮影後は、旅館に戻って食事を済ませる。女将さんに、今日はどこへ行くのかと聞かれたため、祖谷渓に行くことを伝える。すると「あそこは道が狭いから、祖谷の小便小僧を見た後はそのまま進まずに、少し戻って別の道でいったほうがいい」というアドバイスをいただいた。何から何まで親切だ。夏は虫が多そうなので、また夏以外で来ることがあればここに泊まろうと思った。
その後、女将さんに挨拶を済ませて出発。祖谷渓までは約15分だが、道が狭い上に観光バスは平気で通ってくるらしい。私は8時には出発したので、道はまだガラガラだった。
車で走っていると、一つ目の目的地であるひの字渓谷についた。ここは駐車場ではなく、車2~3台分の駐車スペースがある。
かなりの絶景で、正直私の実力ではここの迫力の10分の1も撮ることができない。ここはいずれ山を撮り慣れてからリベンジに来る予定だ。
あまり長居をすると、観光客が増えてくるので撮影後はさっさと退散。次の小便小僧までいく。
祖谷の小便小僧。ひの字渓谷から少し離れた場所にある。この小便小僧の駐車スペースは100~150m程離れており、車も5~6台くらいしか停める事が出来ない。
昔、近所の子供たちが度胸試しでしていたことが由来だというが
立つだけでいいじゃん、それ。わざわざ小便しなくても・・・
子供らしい、ほほえましいお話だが、自分の子供がこんなことしたら遠慮なく引っ叩く自信がある。落ちたらどうするんだと
しかし、日本の観光地あるあるだが・・・ここにお金を(投げて)置いている人たちは何を祈願したのだろうか?日本人の不思議な特性である。私?勿体ないから賽銭箱以外には入れない