2019年1月 長崎旅行③-天国と地獄-

旅行記

仁田峠を下って、今回の宿泊先である宮崎旅館へ行く。旅館を決めるにあたり優先したことは、雲仙地獄の近くであることだ。一応料理も目を通して1万8千円のプランを予約した。

宮崎旅館は雲仙地獄に隣接しており、旅館の庭を通って地獄めぐりへ行くことができる。館内は広く、土産屋もある露店風呂には火山灰のような灰色の泥が岩にこびりついており、触るとヌルヌルしていた。決して不快な感じは無く、雲仙地獄の近くと言う事もあって硫黄の匂いもして、思った以上に非日常を楽しめた。

また、夕食は広々とした部屋で

雪景色を見ながら車エビを食す。まさに天国である。テンションが上がりまくって、思わずサザエの刺身を別に頼んでしまった。

おもてなしの心もしっかりしており

入浴後に部屋に戻って見ると、このような手紙が置いてあった。他にも、雪が降っているから翌朝の帰りの心配をしていると、これくらいだったら、○○時くらいには出られますよ』などアドバイスをしてくれたり、心のこもったおもてなしに感謝の一言である。

翌朝、早朝は雪が残っていたが、出立の10時くらいには雪はかなり溶けていた。

出発前後で雲仙地獄へ。この硫黄の匂い、本当に旅行という感じがして堪らない。別府の地獄めぐり程の色彩はないが、島原へ訪れた際は旅館とセットで観光して見る程の価値はあると思う。

九州には活火山が沢山あるが、火山の迫力を間近で味わいたいなら、私はこの島原をおすすめする。