2019年 鹿児島旅行①-高千穂峰下山後-

前回の旅行記高千穂峰の登山について記載したが、実はその後の続きがある。

下山後、少し駐車場で休憩した後に向かったのは桜島。最初は下山後に仮眠でもとろうと計画していたのだが、疲れが全くなかった。距離は約30キロ程なので、コンビニで昼食をとりつつそのまま向かう。

以前、仕事の関係で桜島を見た時は鹿児島駅側からで、海を挟んで遠くから撮影するしかなかった。しかし、今回は逆側の橋がかかっている方から島へ渡るので、より桜島を間近にして撮影ができる。ちなみに撮影スポットとして気になったのは、湯之平展望台である。桜島をグルッと半周した先にある展望台は、噴火口をかなり近くでみられるのが謳い文句らしい。

火山好きな私は心を躍らせながら車を進める。ボチボチ展望台というところで、何かがフロントガラスに付着していることに気付く。である。風は西寄りに吹いており、私の進行方向へと火山灰が流れている。灰は細かく、精密機械であるカメラ、レンズに入り込むと大損害となる。撮影は厳しいかなぁと予測しつつも、もう目前まで来ているのでそのまま進む。

目的地の山道へと入ると道に火山灰が積もっており、サイドミラーから車が通った場所で灰が巻き上げられているのが見えた。何気ない非日常に歓喜な私。

展望台へ到着し、駐車場に車を停める。カメラの準備をするが、やはり灰は降り続けている。風向きがこちらに向いているため、噴火口は見えそうにない。一応カメラをビニール袋に入れて車を出る。展望台へ上がって撮影をしようとするが

けぇ
けぇ

・・・噴火口どころか、そもそも山すら見えん

そんな状況で、いつ収まるかもわからないまま待機するのは勿体ないので、2分程の滞在で車へ戻ることを決意。

そして、階段を下っていたその時、

ザァァアアアアアアア

突然、音が押し寄せてきた。下方に見える駐車場で、男性が頭を押さえながら車に戻っている。同時に、私の顔に何かが当たる。スコールのような音に、男性の仕草。雨かと思って立ち止まったが、顔を触れようとした手に何かが当たって、地面に落ちるのを確認した。

火山灰だった

ここへ来た際に降っていた灰の大きさは、およそ質量を感じさせない程小さく、埃のように柔らかそうなものだった。しかし、今降っているのはその辺にある砂くらいの大きさである。急いで階段を駆け下りて車へ行く。乗る前に頭の灰を払い落すと、大量の灰が落ちてきた。払っても払ってもキリが無いため、とりあえず車へ避難。

この後、車の中で灰を払うわけにもいかないので、別の場所で撮影するついでに灰を落とすことにした。

観測所っぽいところから撮影。手前の川に火山灰が流れている辺りが、まず山口県にはありえない光景である。

桜島は毎日のように噴煙を上げている活火山である。以前、仕事関係で一度鹿児島市街に泊まった事があるが、普通に道端や側溝に火山灰が積もっていたりする。『火山灰をペットボトルに入れて持って帰るんや!』なんて言っていた自分が恥ずかしいくらい、その辺にある砂のような感じで存在していた。早朝、商店街で各店の店主?が箒で灰を掃いている光景は、もはや日常茶飯事なのだろう。ちなみに話ながら歩いていると、口の中に灰が入ってシャリっとなったこともある。

つづく

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