2018年11月 宮島旅行記③-紅葉とカキとエボルタ君-

旅行記

下山した私は、ロープウェイ乗り場から出てすぐの場所で紅葉を撮影。さりげなく撮ったこの一枚が、私の紅葉写真の中で一番の出来となった。

広島県 宮島のもみじ

完全に奥をボカせて、手前を強調。奥の未成熟な紅葉と青空でカラフルな感じに仕上がった。

紅葉を一通り楽しんだ後は、潮が満ちた神社へ向かう。

めちゃくちゃ人がいた。

時刻は10時を過ぎており、観光客がかなり増えてきた。というか、ここまで私も相当楽しんだけど、まだ10時過ぎだったのか。人混みはあまり好きではないが、列に並んで中に入る。

水面みなもの光が反射して、神秘的な世界を作っていた。境内は人が多く、あまりゆっくり写真は撮れないだろうなぁと思っていたのだが、案外参道?の横幅も広く人の流れも緩やかなのでじっくり撮ることができた。

重要文化財に指定されている、能舞台。この景色での能は間違いなく映える。

神社を出て少し早目の食事をとる。すぐ近くにあった料理屋に行きカキとじ丼を食べたが、流石広島の名産だけあって美味い大ぶりのカキを卵でとじているため、全体的にプリッとした触感となっており、頬張ると海鮮系特有の磯の香りが鼻を抜ける。卵がまた良い具合にまろやかさを出していた。カキには一度当たった事があり、それ以降は控えめにしていたのだが、久々の大ぶりのカキに大満足である。

御食事処とりい:カキのむきみ丼 1,360円

会計時には土産屋の割引券をもらったので、商店街にも行ってみた。修学旅行生だろうか?もう人がわんさか居過ぎて、中々前に進めなかったので目的の店にいってすぐに脱出した。

余談だが、ここは揚げもみじなる饅頭が有名らしい。私も以前から話には聞いていたのだが、ここに来るまで本物の紅葉を天ぷらにして食べるのだと勘違いしていた。通りで会話がズレてたわけですね。行列が凄かったので買わなかったが、味は気になったので後日職場の人に聞いてみたら、『まぁ、こうなるだろうな、という予想ができる味ですよ』とのこと。一応、次来ることがあれば買ってみよう。

宮島も一通り満喫し、12時になって人が多くなってきたのでそろそろ帰ろうとフェリー乗り場へ向かう。

すると

船が出ていた。どうやら鳥居をくぐれるらしい。看板を見てみると1000円と書かれていた。少し高いかな・・・と考える。さらに

今日はエボルタ君が記録に挑戦していて、もしかしたらタイミング的に鳥居をくぐれないかも知れないんですよ・・・

ということである。エボルタ君て誰やねんという疑問もあったが、とりあえず何かしらの有名人が遠くから泳いで来ているので、下手したら鳥居をくぐれない可能性がある。

けぇ
けぇ

(料金1000円でそれは船乗るメリットないやん・・・)

そう思いながら波打ち際を散策する。そんな状況で1000円払うよりは、こうやって波打ち際を撮影する方が有意義だと判断したのだ。

にゃ~ん

馬鹿野郎!そんなの、乗るに決まっているだろう!←誘惑に負けた

これが乗ってみると案外楽しいゆったりとした時間を過ごせて、写真もバッチリ撮れる。

1000円?安いわコレ

少し離れた沖合で、船がワラワラ群がっていたので写真を撮影。

船頭さんいわく、エボルタ君がこの中で泳いでいるらしい。船頭さんがエボルタ君の説明をしていたが、約6割はエボルタ君ネタで、トークも物凄く軽快で楽しかった。

ちなみにエボルタ君は17cmのロボットらしく、パナソニックが開発した電池で2.5kmを泳ぎきるという無茶ぶりチャレンジ中だった。結局、潮の流れで若干時間が遅れていたらしく、私たちの時間とブッキングすることは無かったが、無事チャレンジは成功したらしい。おめでとう!

これにて宮島観光は終了だが、総評としては最高だった。

修学旅行生も多く、皆が楽しんでいたと思う。個人的には、大人になって来ると更に楽しめるのではないかと感じたので、学生時代に行ったことのある方も是非もう一度行って見て欲しい。