萩城跡の背後にそびえる、標高約143mの指月山。 山頂には、戦いの際に藩主や城兵が立てこもる最後の防衛拠点として築かれた 「要害」の跡が残っています。 現在は建物こそ残っていませんが、石垣や門跡、曲輪、井戸などから、 平地の城だけでは分からない萩城のもう一つの姿を確かめられます。
指月山・要害について
指月山は、萩市街の北西部、日本海に突き出すように位置する標高約143mの山です。 山のふもとには毛利輝元が築いた萩城の本丸や二の丸があり、 山頂には非常時の防衛拠点となる要害が築かれました。 山頂部は「詰丸」とも呼ばれます。
萩城は、海や川、山の地形を利用して築かれた城です。 平地に設けられた本丸・二の丸・三の丸に加え、 指月山の山頂にも曲輪や石垣を配置することで、 平城と山城の性格をあわせ持つ構造になっていました。
山頂の要害跡には、石垣で囲まれた曲輪や門跡、井戸などが残っています。 樹木に囲まれているため、山頂から萩市街を大きく見渡す展望スポットではありません。 景色を目的に登る山というよりも、深い森の中に残る石垣を歩きながら、 萩城の防御構造を体感する場所です。
指月山には自然林が残り、城跡とともに豊かな自然も守られています。 登山道は整備されていますが、急な坂道や石段、木の根が露出した場所もあります。 雨の後は滑りやすいため、歩きやすい靴で訪れるのがおすすめです。
登山道と要害の見どころ
※写真URLとキャプションは、実際に撮影した画像・現地で確認した内容に差し替えてください。
アクセスと周辺マップ
指月山の登山口は、萩城跡のある 指月公園内にあります。 まず指月公園へ入り、園内の案内表示に従って登山口へ向かいます。
車の場合は、萩城跡・指月公園周辺の観光駐車場を利用します。 駐車場から公園入口を経て登山口まで歩き、 そこから山頂の要害を目指します。
公共交通機関を利用する場合は、 萩循環まぁーるバスの萩城跡周辺の停留所から徒歩で向かえます。 萩城下町からも徒歩や自転車で訪れやすい場所です。
- 車: 萩市中心部から指月公園周辺まで約5~10分
- 公共交通: 萩循環まぁーるバスの萩城跡周辺の停留所から徒歩
- 徒歩: 萩城下町エリアから指月公園まで約20~30分が目安
- 登山口: 萩城跡・指月公園内
- 山頂まで: 登山口から片道約20~30分が目安
- 駐車場: 指月公園周辺の観光駐車場を利用
※所要時間は歩く速度や登山道の状態によって変わります。 指月公園の開園時間や入園料、登山道の通行状況は、 訪問前に最新情報をご確認ください。