2019年2月 札幌旅行記②-時計台と雪まつり-

旅行記

※掲載する写真は見栄え上、翌日撮影したものを載せたりしてます

新千歳空港について荷物受け取った私は、すぐさま札幌行きの電車に乗った。道中は正に白銀の世界で、空港から出発した乗客は、皆その雪景色を見ていた

札幌へ着いた後、雪まつり会場である大通公園を目指して携帯のマップを確認する。距離感がイマイチつかめないので、タクシー移動も考慮していたが、途中で時計台もあるようなので徒歩で向かう事にする

駅の構内から出て、真っ直ぐ通りを進む。流石に札幌だけあって気温は低いが、防寒対策をしてきた私にはそこまでの寒さでは無かった。

快適な旅行になりそうだ

そんな気持ちで歩みを進めた

しかし、駅から出て100m程して道の先を見て驚いた

雪が積もっている

雪が積もるなんて、そんなの札幌だから当然だろう。そこは承知していたが、

これは想定外だろ

駅から離れると、全ての道がこんなのである。

比較的人通りが多い所では

こんな風に道の両脇に雪が積まれてはいる

わかるだろうか、左側に積まれた雪の高さが。信号機の下に居る女性の頭と同じ高さだ見えない?それだけ高いんだわ

また、道に積っている雪自体も通る人々によって踏み固められており、そこに更に雪が降ることで固くなった雪が幾重にも重なった状態。試しに地面の雪を爪先で蹴飛ばしてみるが、全く削れない。雪かきによって地面が露出している場所と見比べてみると、その雪の厚さは10cm程度あることがわかった。

私が驚愕した事がもう一つ

それは、現地の人が普通に走っていたこと。靴裏にスパイクでもついているのだろうか?試しに私も小走りをしてみたが、初動で滑ったのでやめた

体感として相当時間がかかった気もするが、とりあえず時計台に到着

札幌時計台

札幌の時計台と言えばかなり有名だとは思うが、実際の見た目としては案外小さい。時計台だと言われないと何かの資料館かな?と勘違いしてしまう。

滞在時間は10~15分。撮影をしたら、中には入らずに公園を目指した

道は一面真っ白で、どこも同じ風景に見えてしまう。携帯マップをみても寒さのせいか、表示位置がズレていたりして役に立たない。

ひたすらまっすぐ進むと、前方から曲やアナウンスが流れてきた。祭り会場である。海外からの観光客も多く、昼間なのに結構賑わっていた。

会場は一方通行となっており、逆走はできないため人の流れに乗る。

そんな中、目に飛び込んできた巨大な雪像がこれ

前衛的過ぎだろ自衛隊

もっと、こう、時事ネタとか北海道アピールとか、そんな感じだと思っていたので完全に面食らってしまった(嫌いじゃない

どうやら、この右側の雪ミク(初音ミク)は北海道の応援キャラクターとして活躍しているらしく、この雪まつりが行われる時期にはsnow mikuというイベントが開かれるらしい

海外でも初音ミクは活躍しているためか、外国の方々が多く初日の撮影ではあまり前方へ出られなかった(上記は翌朝撮影

北海道 さっぽろ雪まつり

写真はあまり多く撮っていないが、イメージとしてはアニメ系が割と前面に出ていた気がする

一通り撮影したところで、手の冷たさに気付き我に返る。撮影時は、やりにくいのを承知でホッカイロ入りの手袋を装備していたのだが、何故か手袋のホッカイロは勿論、靴やポケットのホッカイロも完全に冷え切っていた

あれだけの防寒対策が無に帰した瞬間である

意識して触ってみると、そういえば顔の表面の感覚もなくなっており、マスクの中では鼻水(呼吸時の水蒸気?)が常に流れていた。そりゃそうだ、だって昼間なのに-4℃だもんな

『だめだ、一旦ホテルいこ』

そう決めて携帯のマップを見ながら、私は宿泊先へ向かった