北長門海岸国定公園の北西にある岬。
楊貴妃の里などを通ってくると道中に狭い道があるが、向津具半島に入ってすぐに岬へ向かえば、特別狭い道を通る事は無い。
駐車場は有料と書いており、上記の食堂で300円払う必要がある。しかし、ここの駐車場は個人で運営しているらしく、お店に店員さんが不在の事もある。その際の対処法を店員さんに伺ってみると『次回来た時でもいいですよ』とのことだった。
大海のような心を持ち合わせてらっしゃる
話した感じはとてもいい人で、よく来る釣り客からも慕われてたよ
中で編み物をしている事もあるので、駐車した際には店に入って声をかけましょう。
さて、話を川尻岬に進めて、、、
向津具半島の最北端に位置し、日本海が地平線まで続いているように見えるため、個人的には山口県内でも最高の夕日スポットだと思っている。
川尻岬の入口から道なりに進んでいくと、上記写真のような広場に辿りつく。岬を挟んで右側は荒々しい海、左は穏やかな海となっていたので、荒々しい音を聞きながら穏やかな海に沈む夕日を見ると言う、欲張りセットのような景色を五感で味わう事ができる。私的には今まで見てきた海岸線でも、足摺岬に次いで好きな場所である。
通常はここまで来れば川尻岬を堪能したことになるが、実はその手前に右と左に降りる道がある。
まずは右から。道は序盤から細く、整地されているようでされていない感じの道。ここを下っていくと波飛沫が上がる海岸線に出るのだが、足元は岩場となっているため滑ってコケたりしないように注意が必要。
っていうか降りて良いの?
道があるし、降りるなの注意書きも無いし、釣りする時は気をつけろよ的な看板があったしいいのでは?
自己責任でお願いしますといったところだろうか。ちなみに、岩場の手前には腰ぐらいの草むら等があるが、川尻岬の入口に「マムシ注意」の看板があったので、色々な意味で気をつけた方がいいと思う。
岩場は日本海の荒波がぶつかって、複雑な地形を作っているため波飛沫の上がり方がかなり激しい。あまり近づき過ぎるとカメラがやられるので、望遠で撮影。
この先には道らしい道はないので、こちらはここまで。
続いては左側のルート。こちらは岬の先端部にある、灯台まで行けるルートである。
序盤の道は右ルートと同じくらいで、分岐点までは楽に来れる。分岐点は左に進むと灯台で、真っすぐは特に何もない。
昭和4年に作られた川尻岬灯台。この周辺には多くの漁船や貨物船が行き交っているので、この灯台の存在は重要である。
ちなみに灯台にはあがれないよ
さて、灯台も見たし引き返すか、、、と周囲を見渡すと灯台の先に小道を見つける。
ここは地獄のルートで、運動靴であっても油断ならないほどの斜面と不整地である。それでも、この先に待っているであろう絶景を胸に前へ進むと
『何も無い』がそこには在った(何も無い)
ついた感想としては、「まぁ、無いよな」だった
うん、薄々感じてたよね
右と左のルートは、個人的には釣り客以外は特に行く必要はなさそう。もし行くのであればそれなりの準備とリスクが必要である。
詳細
女性用のトイレの数は、男性用のトイレの数を参考にしてください。
Please refer to the men’s restroom to see how many toilets there are for women.