二日目の朝、地獄めぐりの営業時間に合わせて旅館を出発。最初は海地獄と、坊主地獄へ向かった。地獄めぐりしながら帰路に着く予定だったので車で行ったが、この二つは黒田やのすぐ近くにあり、しかも隣接しているため散歩がてら気軽に行くことができる。
最初に行ったのは海地獄
海地獄自体は、青い池という感じ。もっと迫力を出すように撮りたかったのだが、素人1ヶ月の私には良い構図が浮かばなかった。今も大して変わらんけど
続いては坊主地獄。こちらはこじんまりとしており、避暑地的な場所は無い。最初にこちらへ行ってから海地獄にいくと、調度涼めて良いかもしれない。
晴れているとシャッタースピードが速いから、手ぶれを気にせず撮れて楽。湧いてくる気泡は、池に粘性があるおかげで様々な形で破裂する。変わった形の気泡を撮影するのも、一つの楽しみ方である。
さて、少し距離が離れて血の池地獄と竜巻地獄。この二つもほぼ隣接しているので、どちらかの駐車場に止めればもう片方に歩いていける。
まずは血の池地獄
私にとって地獄めぐりの代名詞のような存在。血の池地獄と竜巻地獄は、幼少時代の記憶に鮮明に残っている。
ここを巡る頃には観光客がポツポツ増えてきた。カメラ撮影をしている御高齢の夫婦がいたが、私の存在に気づいて場所を空けてくれた。感謝を告げて2~3枚撮影。歳を重ねても、こうして夫婦揃って旅行するというのは、とても羨ましい。
かなり暑くなってきたので、血の池地獄はメインの池を撮ったら退散。最後の竜巻地獄へ向かう
竜巻地獄では地下で温められた水が定期的に吹きあがる。私が行った時は20分くらい待っただろうか。外のベンチで座って待っていたが、もうとにかく暑い。夏の地獄めぐりは、違う意味で地獄を見るので避けた方がいい。
あらかた撮影も終わって帰路についたが、帰りの最中に何だか熱っぽくなって、頭痛がした。あぁ、風邪かな?と思ったのだが、どうも皮膚を触る限りじゃアツくない。もっと、熱が内部にこもっているような感覚。
家に帰って、すぐにコップ3杯くらいの水分を補給して寝転がる。すると5分程して尋常じゃないくらいの汗が出てきた。その後30分もすれば体調は回復したが、おそらくあれは熱中症だったのだろう。
夏の観光では、小まめの水分補給を心がけた方がいい。自分では水分をとったつもりでも、それじゃ追いついていない事もある。くれぐれもご注意を・・・あれ?これ熱中症の記事だっけ