勾玉などを作る玉造部が祖神玉祖命を祭神として創建したと考えられている。景行天皇が熊襲征討の途中に戦勝祈願し、仲哀天皇と神功后妃も飯を供えて軍の吉凶を占った場所である。
例大祭で行われている占手神事は、先に述べた仲哀天皇と神功后妃が軍の吉凶を占ったことが起こりとされたおり、山口県の無形民俗文化財に指定されている。
当初、参道は全長268mあったが、バイパスの建設に伴って46mの縮小を余儀なくされた。駐車場は参道入り口の鳥居の前に10台、神社のすぐ前にある駐車場も10台となっている。トイレは洋式のポットン便所がある。
社殿は1195年に俊乗房重源が、1135年に大内弘世がそれぞれ造営している。1598年に火災によって焼失するも、1611年と1621年に毛利輝元が再建した。明治維新にいたるまでは藩費で修造していた。
かなり大切に扱われてきたんだね
また、昭和26年に天然記念物に指定された黒柏と呼ばれる鶏の発祥の地とされており、本殿の右側にある道を進むと飼育小屋がある。
天孫降臨と共に来た鶏で、玉祖命がこの地にとどまっていた頃は沢山の鶏が神々の心を慰めていたと伝えられている。
黒柏は天の岩戸隠れの時にも活躍してるよ
この話が伝えられていたからこそ、この神社は大切に扱われてきたのかな?
黒柏は長鳴鶏とも云われており、鳴き声が長い事で知られている(7~10秒程鳴き続ける)。何かのニュースで鳴く姿を見たことあるが、鳴き声の最後の方は本当に振り絞るような声を出していた。肺活量ある方がモテるの?
個人的なスポットを挙げるほど神社は広くは無く、鳴き声がメインであるなら、写真と言うよりは映像を撮る方が良いかもしれない。
動画撮った時は、完全に置物状態だったけどね
ちなみにここへは国道2号線から入ってくるのだが、山口市小郡側から来ると以前紹介した両足寺→玉祖神社→阿弥陀寺という順番で巡ることができる。両足寺と阿弥陀寺は紅葉と紫陽花で旬の時期が合わないが、ここの鶏は常にいるため、どちらかに行く際は2号線を通るついでに寄ってみると良いかもしれない。
詳細
女性用のトイレの数は、男性用のトイレの数を参考にしてください。
Please refer to the men’s restroom to see how many toilets there are for women.