皆さんはSiriと話したことがあるだろうか?
Siriとはi phoneに付属しているサポーターのようなもので、Hey,Siriと呼びかけると音声認識機能で反応して問いかけに答えてくれる。
ある日、あまりにも暇でドライブをしていた私は、何となくカフェに行きたくなったので思いついたようにSiriに問いかけてみた。

hey,siri

ピピッ

近くのカフェ

一つは○○カフェです。評価は○○、価格は安いです。こちらでよろしいでしょうか?

・・・・・
驚きの性能である。「近くのカフェがどうした?最後まで言え」なんて文句を言われそうな言葉から、意図を汲み取って情報までくれるなんて。

案内して

○○カフェへの道順を御調べしています。(マップ起動)
映し出される道順。もう、これ車のナビいらないんじゃ。AIが人に変わって仕事をすると、失業者が増えると言うが・・・確かにこれなら職域を奪われる仕事は多くなるだろう。
感心しながらもナビの案内を聞くと、どうやら案内先のカフェはもと来た道を戻らないといけないらしい。『さっき、カフェの一覧が表示された時に沢山あったし、別のにしよう』そう思い、少し走った後に再び問いかける。

hey,siri 近くのカフェ

△△カフェです。評価は~~~~。こちらでよろしいでしょうか?

案内して
本当に便利なものである。siriの安定した仕事ぶりに感心しつつ案内を聞く。
『ありゃ、また通り過ぎてる』
ドライブも折り返しで、そろそろカフェで休憩をとりたいのだが、中々運が悪い。

hey,siri 近くのカフェ

□□カフェです。評価は~~~

案内して
流れるアナウンス。
『また通り過ぎてるところか・・・』

hey,siri 近くのカフェ

□□カフェ~~~

(それさっき聞いたやつやん)それ以外は?

何のお手伝いをしましょうか?
カフェ探せ

hey,siri この先にあるカフェ

□□カフェ~~~

それ通り過ぎてるじゃん

すいません。よくわかりません。

うん、俺も。
結局カフェには行けなかったが、AIが応用的な仕事をできるようになるまでには、もう少し時間がかかると少し安心した夕方であった。