力持ちの男(萩市須佐町)

本ページでは、山口県に伝わる昔話をもとに、AIイラストを用いた紙芝居として紹介しています。

文章は伝承を尊重して要約し、イラストはAIならではの表現(誇張を含む場合があります)を活かしています。

コマ1
※AIイラストです
昔、あるところに大変な力持ちの男がいました。ある日、山で大きな平たい石を見つけた男は、「これはみんなが休むのに丁度いい」と、藤のツルで縛って軽々と背負い、峠の神様のそばまで運んで腰掛けを作ってあげました。
コマ1 イラスト
コマ2
※AIイラストです
ある日、男が買い物帰りに八幡宮のそばを通ると、20人ほどの若者たちが大きな丸い石を持ち上げようと躍起になっていました。しかし、誰一人として肩まで上げることができず、みんな四苦八苦しています。
コマ2 イラスト
コマ3
※AIイラストです
塩を12俵(約180kg!)も背負っていた男は、その様子を見て、つい面白くなって「ニヤッ」と笑って通り過ぎました。それに気づいた若者たちは「馬鹿にされた!」と怒り、男を追いかけて無理やり引き止めました。
コマ3 イラスト
コマ4
※AIイラストです
「笑ったのは悪かった。別のことを思い出しただけだ」と男は謝りましたが、若者たちは許しません。「そんなに言うなら、お前がこの石を担いでみろ!」と詰め寄られ、男は仕方なく若者たちの前へ戻りました。
コマ4 イラスト
コマ5
※AIイラストです
男は山のような塩俵を背負ったまま、両手でひょいと力石を抱え上げると、なんと高い松の枝の上へ放り投げてしまいました。あまりの怪力に若者たちは腰を抜かして逃げ出し、それ以来、男の力は伝説となりました。
コマ5 イラスト

感想

個人的に3コマ目のキラッと光る笑顔が素晴らしい(煽り倒しとるやんけ)。あと、若者たちの表情がうるさい(笑)ちなみにその石は現存しているらしく、才ヶ峠の弥富と小川の間に祀ってある神様の傍にあるらしい。Googleで探してみたけどわからなかった・・・

※本エピソードは、須佐町発行『須佐町史』内の「須佐の昔話」より、「力持ちの男」(著:大谷丈槌)に基づき、本サイトにて要約・構成したものです。