徳山動物園は、周南市中心部にある市立動物園です。 ゾウ、キリン、ライオン、レッサーパンダなどさまざまな動物が飼育され、動物を近くから観察できる展示や、ふれあい・エサやりイベントも行われています。 園内はリニューアルが進められており、動物の暮らす環境や生態を学びながら歩ける「まちなか動物園」です。
徳山動物園について
徳山動物園は、旧徳山市の市制25周年を記念して昭和35年(1960年)に開園しました。 周南市街地に近く、JR徳山駅からバスや徒歩でも訪れられる立地が特徴です。
園内では、スリランカゾウ、キリン、ライオン、マレーグマ、レッサーパンダ、カバ、ペンギン、サル類、鳥類など、多彩な動物を飼育しています。 大規模な動物園ほど広くないため、小さな子どもを連れていても比較的回りやすい規模です。
現在もリニューアル事業が進められており、動物をさまざまな角度から観察できる展示や、自然環境と動物とのつながりを学べる施設が整備されています。 工事や動物の体調により、通行ルートや展示内容が変更される場合があります。
詳細説明
市街地の中にある「まちなか動物園」
徳山動物園は、JR徳山駅や周南市中心市街地から比較的近い場所にあります。 郊外の広大な敷地に造られた動物園とは異なり、市街地の中で動物や自然について学べることが特徴です。
園内は動物を見ながら歩いて回れる規模で、小さな子どもや長距離の移動が苦手な人でも利用しやすくなっています。 一方で、園内には坂道や段差もあるため、歩きやすい靴で訪れましょう。
展示を一通り見るだけなら2時間前後でも回れますが、イベントや食事、休憩を含めて楽しむ場合は、半日程度を見ておくと余裕があります。
スリランカゾウを広い放飼場で観察
徳山動物園を代表する動物の一つが、スリランカゾウです。 リニューアルによって整備されたゾウ舎では、広い放飼場を歩く様子や、砂浴び、水浴び、食事などを観察できます。
ゾウは常に同じ場所にいるわけではなく、天候や気温、体調、飼育管理によって屋内にいる場合もあります。 暑い季節には、水を使って体を冷やす姿が見られることもあります。
大きな体だけでなく、鼻の使い方、耳の動き、足の運び方などにも注目すると、ゾウの行動をより詳しく観察できます。
キリンやシマウマが暮らすサバンナエリア
園内では、キリンやシマウマなど、アフリカの草原をイメージした動物展示も楽しめます。
キリンは高い位置にある木の葉を長い舌で器用に食べます。 歩く姿、首の動き、個体ごとに異なる模様などを観察してみましょう。
動物が休んでいたり、建物の陰に入っていたりする場合もあります。 少し時間を置いてから再び訪れると、異なる行動を見られることがあります。
ライオンやマレーグマを近くから見る
猛獣エリアでは、ライオンやマレーグマなどを見ることができます。 展示場には、動物の動きや体の特徴を観察しやすいよう、ガラス越しや高い位置から見られる場所があります。
マレーグマは木登りが得意で、展示施設の上部や頭上の通路を移動することがあります。 地面だけでなく、木や高い場所にも注目して探してみましょう。
ライオンは日中に休んでいる時間が長い動物です。 動きが少ない場合でも、足の大きさ、たてがみ、呼吸、耳や尾の動きを観察できます。
レッサーパンダを観察できる自然学習館
自然学習館「ねいちゃる」では、レッサーパンダや鳥類などを、屋内から観察できます。 雨の日や暑い日でも利用しやすく、動物と自然環境とのつながりを学べる施設です。
レッサーパンダは木の上や高い場所で休んでいることがあります。 展示場の床だけを見るのではなく、枝や台の上も探してみましょう。
館内には動物や自然に関する解説もあり、動物を見たあとに生息地や食べ物について確認できます。
ペンギンやカバなど水辺で暮らす動物
園内では、ペンギンやカバなど、水辺と深く関わる動物も飼育されています。
ペンギンは水中を素早く泳ぐ姿と、陸上を歩く姿で印象が大きく変わります。 水槽の中だけでなく、陸上で休む様子や羽づくろいにも注目してみましょう。
カバは日中、水中で体を休めていることがあります。 水面から目や耳、鼻だけを出している場合もあるため、水面をよく観察すると見つけやすくなります。
動物とのふれあいやエサやり体験
徳山動物園では、モルモットとのふれあいや、ヤギ、ヒツジ、カバなどへのエサやり体験が実施されることがあります。
体験の内容、実施時間、料金、整理券の配布方法は日によって異なります。 動物の体調や天候によって、急きょ中止される場合もあります。
体験を希望する場合は、入園後に当日のイベント案内を確認してください。 動物には指定された方法で触れ、勝手に食べ物を与えないようにしましょう。
飼育員による「ぱくぱくタイム」
動物へエサを与えながら、飼育員が生態や個体の特徴を紹介する「ぱくぱくタイム」が行われることがあります。
普段は動きが少ない動物も、食事の時間には活発な行動を見せることがあります。 何を食べるのか、どのように口や手足を使うのかを観察できる機会です。
実施する動物や開始時間は、公式サイトや園内掲示で案内されます。 見学場所が混雑する場合は、通路をふさがず、子どもを柵や手すりの上へ乗せないようにしてください。
動物の姿が見えないこともある
動物は展示物ではなく、生きている存在です。 天候、気温、体調、繁殖、施設の清掃などによって、展示されていない場合があります。
展示場に姿が見えないときは、日陰、木の上、屋内への出入口、水中などを探してみましょう。 時間を置いて再び訪れると、姿を見られることもあります。
動物を呼ぶために大声を出したり、ガラスや柵をたたいたり、フラッシュを使って撮影したりしないようにしてください。
リニューアルが続く園内
徳山動物園では、動物の飼育環境と来園者の観察環境を改善するため、段階的にリニューアルが進められています。
新しい施設では、動物本来の行動を引き出せるよう、広さ、高低差、樹木、水場などを取り入れた展示が整備されています。
工事の進行により、園路の変更、一部エリアの閉鎖、動物の移動などが行われることがあります。 訪問前に公式サイトの園内マップや工事情報を確認すると安心です。
子ども連れで利用しやすい設備
園内には、授乳室、おむつ交換台、子ども用トイレなど、乳幼児を連れて利用しやすい設備があります。
ベビーカーや車いすの貸し出しもありますが、台数には限りがあります。 必要な場合は入園時に受付で確認してください。
園内には坂道や舗装の継ぎ目もあるため、ベビーカーや車いすで移動する際は、無理のないルートを選びましょう。
食事と休憩場所
園内には売店や飲食物を購入できる場所、ベンチ、休憩スペースがあります。 営業時間や販売内容は、季節や曜日によって異なる場合があります。
持参した弁当を食べられる場所もありますが、動物展示場の近くで食べ物を広げたり、動物へ与えたりしないようにしてください。
夏は日陰や屋内施設でこまめに休憩し、冬は風を避けられる場所を利用しましょう。
夏に行われる夜間開園
徳山動物園では、夏季に開園時間を延長する夜間開園が実施されることがあります。
夜間は、昼間に休んでいることが多い動物が動き始めるなど、通常とは異なる姿を観察できる場合があります。
開催日、開園時間、展示される動物、実施されるイベントは年度によって異なります。 夜間開園を目的に訪れる場合は、その年の公式案内を確認してください。
春は桜と動物園を楽しめる
徳山動物園の周辺や園内には桜があり、春には花見と動物観察を一緒に楽しめます。
桜の見頃や休日には、動物園周辺の道路や駐車場が混雑することがあります。 開園直後に訪れるか、公共交通を利用すると移動しやすくなります。
園内の植栽や芝生へ無理に入り、枝を折ったり花を採ったりしないようにしましょう。
気温に合わせた服装と準備
園内の多くは屋外です。 夏は帽子、飲み物、日焼け止めを用意し、こまめに休憩しましょう。
冬は風が冷たく感じられることがあるため、防寒具が必要です。 雨の日は滑りにくい靴を選び、傘を使う際は周囲の来園者に注意してください。
動物は気温によって活動量が変わります。 暑い時間帯を避けたり、エサやり時間に合わせたりすると、活発な姿を見られる場合があります。
入園前に当日の情報を確認
徳山動物園では、動物の展示、イベント、休園日、工事、駐車場の混雑状況などが公式サイトで案内されています。
特定の動物や体験イベントを目的に訪れる場合は、出発前に当日の情報を確認してください。
火曜日が祝日の場合やイベント開催日には、開園日と翌日の休園日が通常と変わることがあります。
アクセスと周辺マップ
徳山動物園は、周南市中心部の北側にあります。 JR徳山駅から路線バスや徒歩で訪れることができ、車の場合は徳山東ICから約10分です。
動物園周辺には複数の駐車場がありますが、休日、連休、春の行楽期、イベント開催時には混雑することがあります。 満車の場合は、公式サイトの駐車場情報や現地の誘導に従ってください。
- 徳山東IC: 山陽自動車道徳山東ICから車で約10分
- 徳山西IC: 山陽自動車道徳山西ICから車で約25分
- JR徳山駅: 徒歩約20~30分
- 路線バス: JR徳山駅みゆき口から防長バスを利用
- 最寄りバス停: 動物園文化会館入口から徒歩約3分
- 駐車場: 動物園周辺の駐車場を利用
バスの路線や時刻は変更される場合があります。 公共交通を利用する場合は、往路だけでなく帰りの時刻も確認しましょう。
駐車場から入園口まで距離がある場合があります。 小さな子どもや荷物が多い場合は、ベビーカーなどを用意すると移動しやすくなります。
※所要時間はあくまで目安です。道路状況、イベント、駐車場の混雑によって変動します。