高山

須佐大橋から見た高山(こうやま)
高山(こうやま)
須佐大橋から見た高山|山口県萩市須佐

高山(こうやま)は、須佐湾周辺を象徴する山としても知られています。山頂には展望台があり、須佐湾を含む周辺の海岸景観を広く見渡せます。花粉や黄砂が少なく、南風が吹いている晴天の5~10月頃には約120㎞離れた島根県の出雲市を見ることができます。

高山(こうやま)について

高山は地質学的に非常に稀有な成り立ちをしています。約1600万〜1400万年前の中新世、地下のマグマだまりから上昇したマグマが当時の海底(須佐層群)で噴火して海底火山を形成。その後、マグマだまりの上部が火山を持ち上げるようにして釣鐘状に貫入・定置し、現在の姿となりました。山体は主に「高山斑れい岩」で構成されています。

昭和45年の空中磁気探査では高山一帯が極めて高い磁気異常域を示し、山全体が強い磁気(残留磁気)を帯びていることが判明しました。特に山頂付近の岩は強い磁気を持っており、「高山の磁石石」として昭和11年に国の天然記念物に指定されています。この強い磁気の原因は、山頂への度重なる落雷によるものと考えられています。

また、歴史的な伝承として、かつて須佐之男命(スサノオノミコト)が朝鮮半島へ遠征する際に行路を決めるために立ち寄ったとされています。地理的にも出雲から海岸線を見渡した際の最奥に位置しており、実際に何度も高山へ確認に行ったところ南風が主となる晴天の時期には、はるか遠くの出雲の陸地を臨むことができました。残念ながら現地の展望デッキにある案内板には「出雲」の記載がなかったため、当サイトではこれを出雲であると立証すべく独自の検証実験を実施。出雲市の「つぶて岩展望デッキ」から車のヘッドライトに匹敵する光を照射し、高山側から「NIKON D800 / 1000mm / F11 / 10秒 / ISO3200」の長時間露光にてその光を捉えることに見事成功しました。この実証実験により、高山と出雲が確実な視線で結ばれていることが科学的にも証明され、スサノオの伝説が極めて現実味のある歴史の1ページであることが見事に裏付けられました。

高山の写真

1. 高山からの須佐湾
須佐湾
空気が澄んだ日の撮影が最適。黄砂や花粉のシーズンは遠くが見えません
2. 磁石石
磁石石
展望台より奥側に広場があり、そこに沢山あります。ちなみに、一番磁力が強かったのは展望台の階段近くの小石
3. 朝焼けと須佐
朝焼け
朝日は難しいけど、夕日は海に沈みます。朝と夕は風が強くなるので防寒着は一応あったほうがいいかも。

アクセスと周辺マップ

高山(こうやま)は、山口県萩市須佐にあります。 頂上付近まで車で上がることができ、山頂に展望台があるのが特徴です。

山の入り口には高山の看板が立っているので見逃さず!麓から山頂までは車で15分程度。枝が垂れ下がっていたりするので、車体に細かい傷が入る可能性もあります。ウサギやイノシシなどの野生動物の飛び出しにも注意が必要です

  • 所在地:山口県萩市須佐
  • :頂上付近まで車でアクセス可能
  • 公共交通:最寄りの駅・バス停からの詳細は情報がありません
  • 注意:山道は天候(風・霧・雨)により視界や路面状況が変化します