仁馬山古墳

仁馬山古墳の写真
仁馬山古墳
長門地方最大級の前方後円墳|下関市

下関市延行・有富の台地上に残る、国指定史跡の前方後円墳です。 全長約74.8mという大きな墳丘が良好な状態で残り、古墳時代前期のこの地域を考えるうえで重要な遺跡のひとつです。 現在は墳丘の形を現地で間近に見ることができます。

仁馬山古墳について

仁馬山古墳は、綾羅木川右岸の台地南縁に築かれた前方後円墳です。 前方部を西側に向け、全長は約74.8m。後円部は直径約47mで、三段に築かれています。

山口県西部では最大規模の前方後円墳で、周囲の樹木が整備された現在は墳丘の輪郭も比較的確認しやすく、 実際に古墳の大きさを体感できる場所です。

周辺には綾羅木郷遺跡や若宮古墳、植松古墳など多くの遺跡が残っており、 この一帯が古くから重要な地域であったことを感じられます。

詳細説明

長門地方最大級の前方後円墳

仁馬山古墳は、全長約74.8mを測る大規模な前方後円墳です。 後円部は直径約47mで三段に築かれ、前方部は後円部と比べると短く、 現在でも前方後円墳らしい墳丘の形を確認することができます。 平成3年(1991年)5月15日に国の史跡に指定されました。

発掘調査で確認された埋葬施設

平成17年度から20年度にかけて行われた発掘調査では、 後円部の下に粘土槨が存在することが確認されました。 内部には推定約6.2mにもなる割竹形木棺が納められていると考えられています。 また、円筒埴輪や壺形埴輪なども出土しており、 当時の大和王権との関係を考えるうえでも注目される古墳です。

古墳時代前期の下関を伝える史跡

仁馬山古墳は古墳時代前期、4世紀後半ごろに築造されたと考えられています。 周辺には綾羅木郷遺跡をはじめ多くの古墳や遺跡が分布しており、 仁馬山古墳はこの地域における古墳文化の発展を知るうえで重要な存在です。 古墳そのものを間近で見ながら、その大きさや地形との関係を確認できるのも現地ならではの魅力です。

アクセスと周辺マップ

仁馬山古墳は新下関駅の北西側にある台地上に位置しています。 古墳へ近づくにつれて住宅地の細い道を通るため、車で訪れる場合は対向車や歩行者に注意してください。

専用の観光駐車場はありません。 現地関係者に確認したところ、古墳のある広場へ入る手前の道沿いにある空き地へ 車を停めるよう案内を受けました。 現地の状況が変わる可能性もあるため、通行や周囲の迷惑にならないことを確認したうえで利用してください。

  • :新下関駅周辺から約5分(目安)
  • 徒歩:新下関駅西口から約20分(目安)
  • 駐車場:専用駐車場なし。古墳手前の空き地について現地関係者から案内あり

※ 所要時間はあくまで目安です。道路状況や季節によって変動します。

※ 周辺は生活道路です。路上駐車や私有地への無断駐車は避け、現地の案内を優先してください。