1673年頃から明治末期まで網取り法による鯨組が始められた長門市の通。当時、「鯨一頭捕れば七浦にぎわう」と言われたほど、漁民に福利をもたらした鯨だが、通浦の場合は家の近辺で捕獲したこともあり鯨に対する情は一層あったそうだ。
そんな鯨漁に関する資料や、使用されていた道具が保管されているのが鯨資料館である。入場料は200円とそこまで高くはない。
館内は2階建てで、当時の漁法や解体の説明、鯨唄についての由来などを知ることができる。
係りの方にお願いしたら、説明をしてくださるそうです
けぇ
各地の資料館でもそうだけど、日本の歴史を後世に残すというのは本当に大切なことだと思う。
館は小さく、長居をするほどでもないが、係りの方の対応や雰囲気からこの館を大切にしている感じが伝わってきて、何だか嬉しい気分になった。
国指定の史跡である鯨墓へは、館の駐車場から道を挟んですぐの細道を進むと辿り着ける。
墓は花崗岩で出来ており、1692年に鯨組関係者により建立された。墓には捕獲した鯨の胎児が埋葬されているそうだ。
生活のために鯨を捕り、それでも鯨に対する想いもあり
けぇ
ただ「捕れたぜ!やっふーー!」ってわけじゃないのが、しっかり歴史に残していきたいところだね
青海島の奥にあるため、中々ココを目的にという事は少ないかもしれないが、日本の歴史の一端に触れることができる貴重な場所なので、機会があれば立ち寄ってみてほしい。
詳細
女性用のトイレの数は、男性用のトイレの数を参考にしてください。
Please refer to the men’s restroom to see how many toilets there are for women.
住所:山口県 長門市 通671-17
駐車場:普通6台
トイレToilet :男性man 洋式western style 1台