2018年10月 四国旅行記⑦-完-

旅行記

花ゆづきの館内を一通り散策した後に、いよいよ道後温泉本館へ向かう。徒歩2分なので、本当に楽である。が、行ってみると人がいない。かなり有名なので、人が多くて撮りずらいだろうと心配していたのだが・・・

撮影している最中も、人は通っても立ち止まって撮影する人はいない。そこまで有名じゃないのだろうか?なんだか別府の湯けむり展望台みたいな感じで、少し残念な気分になりながらグルッと回ってみる。

こっちが正面だった

写真ではわからないが、観光客がかなり多く50人以上が正面(この左側)から代わる代わる写真を撮っていた。とりあえず、人が多くて正面からの撮影は難儀なので、私は明日の朝に撮影することにした。

道後温泉本館の正面には商店街があり、浴衣姿の観光客が土産屋などを巡っていた。割合としては土産屋6割、居酒屋2割、その他といった感じ。

夜になって、入浴後に再び道後温泉本館へ

良い雰囲気。だが、人が多いので中に入るのはやめておいた。商店街も相変わらず賑わっている。ここが旅の終着点だと思うと、よく頑張ったなぁと感慨深いものがある。

旅館に戻った私は、明日の帰路について考えた。当初はしまなみ海道を通って帰る予定だったが、

けぇ
けぇ

海?もうお腹い(略

それもあるし、なにより高速料金が高い。ガソリン代も考えてみるとフェリーの方が早いし安い気がしたので、乗り場が近ければフェリーで帰ろうと、場所と時刻を調べてみる。

フェリー乗り場、超近かった

10kmも無かった。衝撃的である。こんな近くにあるんだったら、初日にフェリーで渡った後にそのまま道後に泊まればよかったんじゃ・・・とも思ったが、足摺での最高の感動は初日の苦労のおかげなので、これで良かったんだと思いなおした。

次の日、朝一のフェリーで帰ることにした私は、早朝から本館・商店街へと繰り出す。流石に本館は人が少なく周りは静かだった。

道後温泉駅の目の前には、『坊ちゃん』を舞台としたからくり時計があり、8時になると

これが

こんな感じになって、曲に合わせて登場人物たちが動き回る。四国をシメる良い写真だ。

その後、旅館に戻ってすぐにフェリー乗り場へ向かい家路に着く。7日間の長期休暇をとったのだが、前日(足摺)初日(~高知)2日目(~祖谷)3日目(~道後)4日目(~家)と半分も余らせてしまった。そうなると、室戸岬にいったり、香川で一泊しても6日もあれば四国を観光できるわけだ。

流石に四国をもう一周なんて、定年でも向かえない限りはしないが、個別にリベンジをしたい部分があるので、いずれまた行こうとは思っている。

ひとまずは初の四国一周、大満足な結果だった。