私が尊敬する人物は両親である。これは高校生の時から変わっていない。何故尊敬するかというと、この私をここまで育てたからである。育てた、というかなるべく自由度を保ちつつ、人として脱線しないように生かしてくれた、というほうが正しい。私が親だったら、私のような子供を持つと苦労するだろうなぁと思う。嫌だとは思わない。親だから、結局は愛してやまないだろう。多分私の親は親バカなので、私もきっと親バカになると思う。
さて、そんな親に散々迷惑をかけたであろう私が両親に出来る恩返しは、いつか『私は最高に幸せだ』と伝えることである。それと恩返しとは別に、自分たちの育て方は正しかったと思ってもらえるように、私は生きたい。
残念ながら、今は幸せとまではいかない。生活水準を維持しつつも、先に進むために走り続ける毎日である。その姿自体は両親も見ているので、特に私に対して口を出すような事はしない。まぁ、流石に遠の昔に成人を迎えている子供にアレやコレや世話を焼くのもどうかと思うが。
ここまで一人で歩けるようにしてくれた両親のためにも、私は今後も走り続けて行きたい。
